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QST病院
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病院〒263-8555千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1地図検索

QSTの前身である放射線医学総合研究所は1957年に設立されました。放射線医学を基盤とする研究病院として、がんの画像診断・放射線治療、核医学、緊急被ばく医療を専門としています。 重粒子線によるがん治療を提供しており、世界でも特に豊富な治療実績を有する医療機関の一つです。 English

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QST病院

QSTの前身である放射線医学総合研究所は1957年に設立されました。同病院は、放射線医学を基盤とする研究病院として、がんの画像診断、放射線治療、核医学診療、緊急被ばく医療などに取り組んでいます。

重粒子線によるがん治療を提供しており、重粒子線治療の臨床応用および研究において大きな強みを有しています。世界でも有数の豊富な治療実績を持つ医療機関の一つです。

同病院における数多くの研究成果は、重粒子線医学の基盤を築き、この分野において国際的にも先進的な役割を果たしてきました。また、現在の治療適応に該当しない患者に対しても総合的な治療方針を検討し、重粒子線治療の適応拡大に積極的に取り組んでいます。

同病院は長年にわたり放射線医学の研究を続け、特に重粒子線を用いたがん治療に力を注いできました。「治療を行いながら研究を進める」という理念のもと、質の高い医療を提供するとともに、より多くのがん種が公的医療保険の対象となるよう取り組んでいます。

入院治療と外来治療の両方に対応し、患者一人ひとりに合わせた治療計画を通じて、早期の回復と社会復帰、さらに良好な生活の質(QOL)の維持を支援することを目指しています。

2011年には、重粒子線がん治療専用の新たな治療棟が建設されました。施設には360度回転する回転ガントリーが導入され、さまざまな方向から腫瘍へ照射できるようになったことで、患者の身体的負担のさらなる軽減が図られています。

また、PET-CT、CT、MRIなどを用いた検査および画像診断も行っています。これらの装置は、初期診断、治療適応の判定、治療後の経過観察や効果判定に活用されています。

重粒子線治療で使用される炭素イオンは、陽子の約12倍の質量を持っています。その独自の物理的・生物学的特性により、線量集中性と生物学的効果の両面で、がん治療に適しています。

  1. 従来のX線治療と比較して、重粒子線治療は体内の高線量域であるブラッグピークを、がん病巣により正確に一致させることができます。これにより、腫瘍へ線量を集中させながら、周囲の正常組織への影響を抑えることができます。

  2. 重粒子線の生物学的効果、すなわちがん細胞を死滅させる効果は、ピーク付近においてX線や陽子線の約2~3倍とされています。この特性により、従来のX線治療では効果を得にくい放射線抵抗性のがんに対しても、高い治療効果が期待できます。

  3. 重粒子線の生物学的効果は、体表付近では比較的小さく、体内深部へ進むにつれて徐々に高まり、ピーク部分で最大になります。そのため、重粒子線のピークを病変の位置や大きさに合わせることで、周囲の正常組織よりも病変部へ高い物理線量および生物学的線量を与えることができます。